エストロゲンには、悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロールを増やす働きがあります。
エストロゲンが減ると悪玉コレステロールが増えるので、動脈硬化といった老化現象もおきやすくなります。生理が止まって長い時間がたつと、腔粘膜も萎縮してしまいます。
エストロゲンには腔粘膜の萎縮を防ぎ、膝分泌液をうながす働きがあり潤いを保ちます。このように、無月経を放置しておくとエストロゲンの不足によるさまざまな症状が出てきます。一言でいえば、老化が進んでしまうのです。
また生理がなく、妊娠・授乳もしていなければ、子宮や卵巣は使われていないままになります。使われていない臓器は萎縮してしまいます。
無月経の期間が長い女性のなかには、子宮や卵巣が小さくなってしまって、初潮前の小学生ぐらいの大きさしかない人もいます。こうなってしまうと生理をおこすこともむずかしくなります。