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元来明るい性格だった先生も、子供時代はどんどん内向的な、暗い性格に変わっていったといいます。家でも口をきかなくなり、一人部屋にこもるようになったそうです。

どもり 子供のお母さんも心配して、あちこちの病院や治療院につれて行きました。しかしどこに行っても、どもり 治し方についてこれといった治療法は無かった時代です。

そのなかでも、一度精神科につれて行かれたときはショックだったそうですね。精神科と言えば当時の先生にはキチガイという偏見しかなく、「鉄格子の部屋に入れられてしまうのだろうか」と恐怖と不安でいっぱいだったそうです。

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